微笑ましい光景

地下鉄のある駅で、私が降車しようと
プラットホームに足をのせようとしたことろ、
聞こえてきた声と姿。
 
「降りる方がみなさん降りてから、乗ります。」
見ため的にも年齢が若そうなお母さんが、幼児と手をしっかりつないで
地下鉄に乗る時のマナーを教えていました。
 
私が特に気になった点は
お母さんが「降りる方」という表現を使った事と
語尾も「です。」だった事。
子供に改まった話しをする時は、いつもそんな感じなのでしょうか。
 
何だか今では珍しい光景になってしまったような気がしますが、
きっとこの親子はとても良い関係で
子供の未来も、きっと素敵な未来になりそうな気がしました。
 
そんなことを一瞬にして思いつつ 
私は階段を駆け上がりながら、一人で微笑んでいたかもしれません。