1月11日成人の日

各地の成人式の様子を観ながら記事を読みながら
かつて私が二十歳だった頃は、どんな事を思っていただろうと振り返って
みたりしたところ、何故かこの詩を思い出しました。
 
オードリー・ヘプバーンが好きだった詩 。
オードリーが 亡くなる年の末、サム・レヴソン(Sam Levenson)の詩集
『時の試練をへた人生の知恵』から、ニ人の息子のショーンとルカに
読み聞かせたもの。
 
TIME-TESTED BEAUTY TIPS
 
For attractive lips, speak words of kindness.
For lovely eyes, seek out the good in people.
For a slim figure, share your food with the hungry.
For beautiful hair, let a child run his fingers through it once a day.
For poise, walk with the knowledge you’ll never walk alone ...
People, even more than things, have to be restored, renewed, revived,
reclaimed and redeemed and redeemed ...
Never throw out anybody.
Remember, if you ever need a helping hand,
you’ll find one at the end of your arm.
As you grow older you will discover that you have two hands.
One for helping yourself, the other for helping others.
 
「ときの試練によって磨かれる美」
 
美しい唇のためには、親切な言葉を話すこと。
美しい目のためには、他人の美点を探すこと。
スリムな体型のためには、おなかを空かした人に
食物を分けてやること。
美しい髪のためには、一日に一度子供の指で梳いてもらうこと。
バランスのためには、決して自分一人で歩くことはないと知って
歩くこと・・・・
人間は、物以上に修復され、更新され、生きかえらされ、
再利用され、改善されなければならない。
何人をも決して見捨てては、ならない。
助けてくれる手が必要ならば、自分の腕の先にその手があることを忘れるな。
年をとれば、きみは二本の手を持ってることに気づくだろう。
自分自身を助ける手と、他人を助ける手と。
 
Audrey Hepburn(Barry・Paris 永井淳訳)より引用
 
この詩のように生きる事は、私には非常に難しいと思います。
一生を生き抜いたとしても、届く事はないと思います。
それでも忘れてはいけない言葉が綴られている、と改めて思い
ここに記しておく事にします。