あれからもうすぐ一年

私がお見舞いのツアーをしていた“お祖母”が亡くなってから
間もなく一年が経ちます。
それに合わせて、法要の準備が続いています。
曾孫くらいまでの範囲で集まりますが、結構な人数になると思います。
海外からもそろそろ来日するので、GW過ぎ位までは
亡くなったお祖母の周りは、少々にぎやかになるかもしれません。
しかしお祖母が亡くなった事で、
これからは海外組が来日する機会も国内組が北海道へ来道する機会も
明らかに減ると思われます。
今回の集まりが、ある意味「みんな元気でね。またいつか会おう。」という
サインになる可能性が高いのです。
 
お祖母が入院していた頃の事は、やはり忘れることが出来ません。
人間、口から食物を摂取出来ることがいかに幸せで重要な事なのか。
生きるという意味を考える・望みが儚くなる・観念する・絶望する・・・
本人の気持ちが
今でも私の中でこだましているような気がしてなりません。
 
毎回バイバイをする時にハイタッチをしたこと。
動かなくなりつつある足を、願いを込めてマッサージしたこと。
 
記憶は薄れていっても、お祖母の笑顔を忘れないこと。
時々は、そんなことを思い出すこと。
もしも空の上でお祖母が幸せであるならば、
私達にも何か良い出来事が起こるかもしれませんね。