子供の頃の子守唄

寝かしつけられる時間になると
父が、毎晩必ずと言っていい程クラッシックのレコードに針を落として
私達キョウダイに聴かせたものです。
 
そして今、唐突に浮かんだ曲。 
 
ドビュッシー/ベルガマスク組曲 第3曲:月の光 Clair de lune
 
クラッシックが聴こえてくる事は、
学校のチャイムを優しい音に変えたような規則正しい感じがして、
なんとも言えず心地良かったような気がします。
 
 
何かが起こると昔の事を思い出す。
それは現実逃避なのかもしれません。
でもそうやって自分なりに明日への準備をしているならば、
悪い癖ではないのかもしれない。
そんな風に
珍しくぼんやり考えていた今宵です。