ル・レーヴ


 

 
卓上装花は、シリンダー型のガラスの花器に水を注ぎ
水中にモンステラ(葉もの)をあしらい
そこへドウダンツツジが天井に向かって広がるように挿し
ドウダンツツジの枝の間から
淡いピンク色のユリが顔を見せる、というスタイルでした。
 
高砂の花も、その後ろ側の装花も
ユリと枝とグリーンという、シンプルなスタイル。
 
ル・レーヴ  

 
ル・レーヴとも似た、淡いピンク色のカクテルドレス姿の彼女は
おそらくいつもとあまり変わることもなく
いつものように話し
いつものように思いきり笑う
可憐という言葉が似合う、新婦でした。
 
「私が撮った写真を、今日発送したからね。きっと明日には届くでしょう。」
気がつけば、明日から七月が始まるんですね。
ジューンブライドの季節は終了ですが
時間は留まることなく、これからもどんどん変化していくよ。
 
夜の間でさえ 季節は 変わってゆく